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退職理由について考える

転職活動の面接のおいて退職理由は必ず聞かれる項目です。転職活動の成功のために面接で失敗しない退職理由の話し方とは?

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退職理由について

転職活動で避けて通れない事が退職理由を聞かれる事です。 面接官は悪意がある場合を除いて、応募者が再びすぐに辞めないか?心配なのです。

実際に、転職慣れしている人は気に入らない事があればさっさと辞めてまた次を探す場合も多いです。 雇う方にしてみれば、 せっかく時間と手間を費やして、色々と選考して選んだ人材がすぐに辞めてしまうと会社としても大きな損失です。

だからこそ、すぐに辞めたりしないで頑張ってくれそうな人を採用したいと考えている、 という点をまず理解しておきたいです。 つまり、退職理由を述べる時は、 雇う側が不安になる様な事を言わないという意識が必要です。

「今度こそ頑張る」という意気込みを見せる

上司とケンカして会社を退職してしまった人も、 なんとなく会社がつまらなくて退職した人も、 人に正直に話す事ができないような退職理由の人もいるかもしれません。

給料をもっと増やしたくて退職する人や、 培ってきた経験やスキルを活かしてみたいと思って退職の道を選んだ人もいるかもしれません。

どんな退職理由でも、必ず前向きな考え方、前向きな発言を心がける事が鉄則です。 少し意地悪な面接官がいる会社では 『前の会社と同じ状況になったらどうしますか?(また辞めますか?)
と訊いてくる場合があります。

その場合でもはっきりと「大丈夫です。」と断言しましょう。 理想はその言葉の後に、 「今度はこれまでの経験が身にしみたので○○に関しては勉強していますし、十分理解しています。 だからきちんと対応できると思います。」という様な話が出来ればポイントが高いです。

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前向きな退職理由がそのまま転職の志望動機に繋がる

会社で犯罪に手を染めて懲戒解雇などなった人は論外ですが、 自己都合で何となく辞めた人も、給料が不満で辞めた人も、前向きな退職理由を探しましょう。

「転勤になって会社の通勤時間が二時間半もかかりしんどい。」から辞めたのではなく、 「近くに住む場所を探したが家庭的な事情でダメだった。 会社側には、もう少し能率的な配置転換を求めたが聞き入れてもらえなかった。」 と言う方が何となく聞こえ方は前向きです。

心情的に訴える作戦でも「手を尽くしたが辞めて他を探すしか道は無かった。」 的な方向に話を持っていくことも一つの手です。

前向きな退職理由とは、まずは自分の足りなかった事を見つめなおす事から考えます。 そして、自分が次に求めたいものを軸に考えて何とか退職理由に結び付ける事で生まれる場合が多いです。

面接は懺悔の場所ではありません

面接で前の会社で受けたひどい仕打ちをベラベラと話す事は、 マイナスになる場合も多いのです。 前の会社での不満を聞かれたら答えても構いませんが、 度が過ぎた悪口にならないように注意したいものです。

面接官が自分の話に同情してくれればいいのですが、 必ずしもいつも同情してくれるとは限らないのです。 しかもどのような場合であれ、悪口やグチを聞かされるほうはあまり良い気がしないものです。 あくまで客観的にサラっと述べるぐらいで済ませるほうがベターです。

手探り感覚で進む道は不安との闘い

初めての転職活動の人にとっては「転職活動」は辛い日々の連続です。 これからどうすればよいか分からない。ですし、今後の不安もあります。 さらに、人目も気になる所です。

しかし、転職を何回か繰り返すと、だいたいどの時期にどうすればよいのか? などがだんだんと掴めてきます。つまり、会社を辞める事が特別な事ではなくなってしまいます。

良い意味で転職慣れすればいいですが、悪い場合は今後も職を転々としてしまう事にもなりかねません。 年齢的に転職が非常に厳しい世代の方もいらっしゃるかもしれませんが、 若い世代の人はどんどん前向きに進んで欲しいものです。

前向きな表現とは?

前向きな退職理由を考えるヒントは前職を辞めた理由の中にあります。 もちろんまだ在職中の人でも、これから退職しようと考えている退職理由の中にあります。

人間関係で疲れたので辞めた人でも、 なぜその様な事態になってしまったかを自分なりに分析して、 今後同じような状況にならないように自分の身を振る策と考えを持たないいけないのです。 その為にはやはり、人間関係でどこが自分は悪かったのか?をまず第一に考える必要があるのです。

そうすれば「人間関係が辛かったので辞めた。」という理由ではなく、 自分のココが悪かったからこうなった。 今度は自分の悪いところを出さないように「具体的にこうしたい。」などと考えが広がるものです。 全体的に抽象的な話ですが、 要は「何かの責任」にしても「誰かの責任」にしても前向きな答えは出てこないという事です。

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